シャンカラの樹の下で - 瞑想とヒトリゴト -

瞑想・前世・白昼夢。自分の見て感じる世界に対する考察・感想・検証の独言。

苦しいとき、どうすればいい?──心の深くから整える方法

前回の記事で、今まさに苦しみの只中にある状態においては、どうやって向き合うべきか? を書ききれていなかったため、今回はそれを書こうと思う。

ただ、これは、ものすごく、ものすごく悲しい話。
私の中でも葛藤として抱えている話でもあるから、あまり助けにはならないかもしれない。

今まさに苦しんでいる状態というのは、魂にとって、感情が乱れ、取り乱していて正気ではない状態だ。
だから、魂の奥から聞こえる静かな世界意識の声を聞くことができる状態から、最も離れている。

だから、このような状態に置かされていると、魂の望みを正確に把握できなくなりがちだ。
その結果、間違えたものを選んでしまったり、苦しみを加速させるものを選択してマイナスのループに入り込んでしまいかねない。

そんなときどうすればいいかというと、真っ先にやるべきは、説教でもなんでもない。
今まさに取り乱している、パニックを起こしている魂の感覚を鎮めることである。

そのためには、静かで落ち着いた環境で、ゆっくりと深呼吸をする。
今ある問題からひとまず距離を起き、意識の外にやって、まずは心の波を静かにする。

思考するのは、心の波がすっかり落ち着いたあとである。
なぜなら、この状態にならなければ、自分が本当に大切にしているものはなにかを再び見失ってしまいかねないからだ。

とにかく、それと向き合うときは、心の波を静めてからにする。そして、心が揺れ乱れたら、もう一度静かなところで心を落ち着ける。

心の揺れというのは、負の感情だけではない。喜怒哀楽すべてを含めた揺さぶりを指している。
それらが落ち着いたときでなければ、静かに自分の心に耳を傾けることは本当だったらできないのだ。

ただ、それがわかっていても、いざ苦しんでいるときに、それが可能な環境を用意することって現実的には難しい。
そこが私にとっても、もどかしさを感じるところで、この社会に欠けているものだと感じている。

でも、可能な限り、そのような環境を用意して、心の奥底に耳を傾けるのが正解だと私は思っている。
なぜなら、人は誰でも世界意識と繋がっている。そして、自分の魂と最も近くて最も理解者なのは、けっきょくのところ自分自身なのだ。
だから自分の魂の声を感じ取ることが、幸せへの第一歩だ。


以下は余談だけど、逆に言うと、心を強く揺さぶってくるような話というのはとても危険だということでもある。

一時的ならまだ、たまたま揺れたというだけでいい。けれど、連続的に揺さぶろうとしてくる話題は特に要注意だ。
それは心の羅針盤を手放すことに繋がるからだ。中には、それを意図して発信する人もいる。

落ち着いた感情で聞かせてくれる相手であり、落ち着いて聞いたときに心に収まるものや腑に落ちるものこそ、価値ある情報だと私は考えている。